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以前あるクライエントに「したいこと、する必要がある、することを期待されていること」を聞いた際、趣味活動のみを上げるクライエントがいました。他のセルフケアや生産活動などにも目を向けて貰えるように、他の領域においても、したいこと、する必要があることなどを聞きましたが、同様に趣味的活動のみの返答でした。しかし、「現在誰かに手伝ってもらっていること、もっとうまくできるようになったらよいと思っていることなど」日常不便に感じていることを聞くことで「洗体」という作業がクライエントの口から出てきて、重要度が趣味的活動より上であることが判明しました。繰り返しCOPMを行うことでクライエントにとって意味ある作業が見つかるように思います。今回の、クライエントのようにクライエントによって「したいことなど」を聞く方が意味ある作業をイメージしやすい人と、日常不便を感じていること」から聞く方がイメージしやすい人がいるのかな・・・と思います。その辺もCOPMの面接技術の奥深さなんでしょうか・・・そこで、「作業における問題点の決定」を行うにあたり、①「したいと思う、する必要がある、することを期待されていること」を聞く事と②「日常不便を感じているや、もっとうまくできるようになったらよいと思っていることや、できなくて困っていること」を聞く事の違いについて教えて下さい。よろしくお願い致します。
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