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生活を構成する作業に焦点を当てる

 投稿者:吉川ひろみメール  投稿日:2009年 7月29日(水)12時17分20秒
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  先日聞いた話です。脳卒中発症から2か月で転院してきて,起き上がりも座位もとれない人がCOPMで「トイレに行きたい」と言ったからと,「要介助でポータブルトイレを使うこと」を目標に,マット上での起き上がり練習と鏡を見ながら座位保持練習をしようとしていて,「COPMをうまく使えない」と言っていたので,とてもびっくりしました。COPMは,その人の生活の中のどの作業に注目して関わったらよいかを探すための評価法です。「トイレに行く」というのは,そのクライエントの今の生活を構成する作業ではありません。クライエントが「トイレに行きたい」と言ったのは,「早く回復したい」「自分のことはできるだけ自分でしたい」という希望の表れだったのかもしれません。クライエントからのメッセージを敏感に感じ続けながらクライエントと関わり,入院生活を構成する作業の中で,変化が起こりそうなものを見つけ,その作業ができるようになることで,クライエントの満足が得られるように考えましょう。「リハビリをする」という作業の遂行度と満足度を聞いてもよいでしょう。  
 
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