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ゴールデンボーイの誤訳

 投稿者:tabbyred  投稿日:2013年 1月12日(土)11時46分57秒
編集済
  初めまして。通りがかりのものです。

一昨年の夏、ペーパーバックで初めて Apt Pupil(邦題「ゴールデンボーイ」)を読みました。なかなかよくまとまった、できのいい中編と感じました。そんなときは翻訳を探し出して、オリジナルと翻訳とで、それぞれから受ける印象に違いがあるかな?とチェックするのが私のたまの楽しみ。 で、図書館で見つけたのが大・浅倉氏による新潮文庫の翻訳でした。読みながら「さすが、大御所。翻訳の出来がちがうなあ…」と感心しながら読み進めていき、読みおえる寸前にアゼン! なんと原著と翻訳で結末が違うのです。初版は1988年と出ていますから、原著者キングの意図せぬ結末のまま四半世紀が過ぎているようで、まさにこれこそホラーの極まりかもしれません。

こちらの掲示板はネタバレはOKですか? 以下は「ゴールデンボーイ」を読んでいない人は、絶対に読まないでネ。

     目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目

原著では、最後に主人公のトッドが警察に殺されるのですが、なんと浅倉氏の翻訳では「警察はやっと彼を取り押さえた」となっているではありませんか(平成22年第44刷改版)。いかに訳者が名人であろうと翻訳に誤訳はつきものですから、普段いちいちそんなに気にしませんが、この「トッドが死ぬか、生きるか」の違いは看過するには大きすぎるような気がしてなりません。ショットガン片手に獣のようになってしまったトッドが最後の一行で射殺されない「ゴールデンボーイ」は、中編としての完成度がぐんと落ちると思いますが、いかがでしょう。

英語圏のキングファンは、原著の結末「それから5時間して、日が暮れる前に、彼はやっと息の根を止められた(警察はやっとかれを始末した)」を読んで、「美しい締め方だ、きれいな終わり方だ」との感想を抱くのが普通です。トッドがどんな殺され方をしたのか読者の想像に任せており、「おそらくは複数の警官の拳銃あるいはライフルの弾を受け、トッドは絶命しただろう」と想像させる締め方です。映画化した監督もキング氏に「あなたの書いた美しいエンディングに、映像で肩を並べるのは無理です」と伝えています。一方で、浅倉氏の訳「警察はやっと彼を取り押さえた」で突き放された日本の読者のうちの何人が「きれいなエンディングだ」と感じたことでしょう。 むしろ、後味の悪さだけが残る結末になっています。

...さて、訳者が故人の場合は、こうした誤訳はどうなるのでしょう。遺言で誤訳訂正の仕事を弟子に託す場合もあるようですが、浅倉氏の遺志を継ぐ翻訳家はいるのでしょうか。それとも、この名人浅倉氏の大きな誤訳は、今後も延々と書店に並び続けるのでしょうか。すでに25年も獣が殺されずにきたのだから、ホラー小説の本道を日本で究めるために、このまま日本だけ「トッドという怪物を生かし続ける」というのも、ひとつの盛り上げ方のような気もしないわけではありませんが...。(その後、調べたら、表紙が改まった平成24年の第46刷でも訂正されていません。どうやら新潮社は意を決して「いいや、このまま行こう」と決めたみたいです。)

ちなみに英語版 Wikipedia(日本語版では普通、プロットを詳しく書かない)の Apt Pupil の項目では、あらすじで「(主人公は最後に警察に)殺される」と出ていますし、S.King の大ファンを自認している数名の英語話者に訊いてもみましたが、「《殺サレル》以外ハ思イモヨラナイ解釈ダネ」と言っています。 おそらく、浅倉氏も《殺す》と《逮捕する》で迷われて「ここは警察がらみの文脈だから 《逮捕する》 の意味だろう」と誤って解釈してしまったのでしょう。ご存命なら「いやあ、やってもうた。この次の版ではちゃんと直しておきます」とおっしゃるはずなのですが...。

作品の完成度を復元するために、そして原著者S.キング氏の名誉のために、そして何より故浅倉久志氏のために、この誤訳だけは新潮社さんと著作権の継承者さんにどうにかしてほしいと切に願っているんですけど、なんとかならないのかなあ…。こちらの管理人さんは、そのあたりに影響力はないのでしょうか?

http://

 
 

お久しぶりです

 投稿者:Cree  投稿日:2011年11月29日(火)18時47分30秒
  お久しぶりです。こちらはまだまだキング漬けの毎日です。
最近は「ドラゴンの眼」「ダーク・ハーフ」「ランゴリアーズ」「図書館警察」
「ニードフル・シングス」「ジェラルドのゲーム」「ドロレス・クレイボーン」を読みました。
特に「ニードフル・シングス」はそれまでのキャッスルロックの要素がちらほらと出てくるなど、一番のお気に入りの作品です。
ひとまず今は「ダーク・タワー」に繋げるべく、なるべく原書の出版順で邦訳版を読んでいます。
ゆくゆくは「死の舞踏」「小説作法」や、タビサやジョー・ヒルの作品も読むつもりです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101030-00000608-yom-ent

 

Want to be part of a project related to Stephen King?

 投稿者:herbertwestメール  投稿日:2010年 7月 5日(月)01時15分23秒
  Hi,

can you please send me an email? at : herbertwest1@free.fr
I am working on a project related to Stephen King, and you could be part of it if you want to.
I will explain it by email.. written in english please cause i dont speak japanese

All the best

http://club.stephenking.free.fr/

 

RE:初めまして

 投稿者:tkrメール  投稿日:2010年 5月13日(木)08時47分38秒
  Creeさんこんにちは、こちらこそよろしくお願いします。

最近読み始めたと言うことですので、これから出会う作品はたくさんあると思います。
先入観とか記憶なしで、全ての作品を読めると言うのは、わたしたちには出来ないことなので、是非キングを堪能してください。

息子のジョー・ヒルも良いですよ。

キングの最新情報については、「スティーヴン・キング研究序説ココログ分室」を参考にして下さい。

http://tkr2000.cocolog-nifty.com/

 

初めまして

 投稿者:Cree  投稿日:2010年 5月 1日(土)19時07分51秒
  初めまして、Creeと申します。去年の秋ごろスティーヴン・キングに興味を持ち、読み始めました。
今までに読んだ作品は「キャリー」「シャイニング」「デッド・ゾーン」「ファイアスターター」「クージョ」「ゴールデンボーイ」「スタンド・バイ・ミー」「クリスティーン」です。今は「ドラゴンの眼」を読んでいます。
ふつつか者ですが、これからよろしくお願い致します。
 

re:お久しぶりです

 投稿者:tkrメール  投稿日:2010年 3月23日(火)09時07分44秒
  「ドランのキャデラック」の件ですが、北米でもビデオ(DVD)ストレートなので仕方ありませんね。  

お久しぶりです

 投稿者:倉林  投稿日:2010年 3月19日(金)23時03分50秒
  6月に「ドランのキャデラック」が発売されるそうです。
やはり劇場公開は無理でしたか
 

これですかね

 投稿者:tkrメール  投稿日:2010年 2月17日(水)23時57分24秒
  えいくそ!事実だよ。わしはたしかにときどきバンゴアの女郎屋にかよってた。おなじようなことをやってる男は大勢いるさ。ただしいっぽうには、まっとうに狭い道だけを歩いてる男だってたくさんいるだろうがね。要するに。ときどきむらむらっとそういう気になるんだ----強迫衝動、とでも言うかな----いつもとはちがうところにこいつを沈めてみたいという欲求。あるいは、女房にはどうしても頼む気になれないことを、べつの女に金を払ってやってもらうとか。人間はそれぞれ秘密の花園を持っているんだよ、ルイス。そいつは非道ってほどのことでもなかった、わしのやったことは。それにここ八、九年ばかりは、そういったこともすっかり縁が切れてる。たとえノーマが知ったとしても、出ていくなんてことはなかったろう。しかし、彼女のなかのなにかが、永久に死んだだろうことは確かだ。なにかやさしい、きれいなものが。

「ペット・セマタリー(下)」スティーヴン・キング著、深町眞理子役、文春文庫、p85
 

「ペット・セマタリー(下)」

 投稿者:tkrメール  投稿日:2010年 2月17日(水)23時14分38秒
  「ペット・セマタリー(下)」を読み始めました。現在同時に5冊位並列で読んでいるので、まだしばらくかかると思います。すいませんが、気長にお待ち下さい。  

re:よろしければ教えて下さい。

 投稿者:tkrメール  投稿日:2010年 1月24日(日)15時35分41秒
  はじめましてさんこんにちは。
書き込みありがとうございます。

さて、早速ですが「ペット・セマタリー」についてのご質問の件ですが、ちょっと調べてみますので、しばらくお待ちください。

また、他の方で回答できる方がいらっしゃいましたら、是非お願いします。
 

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