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「眞白き富士の氣高さを 心の強い楯として
御國に盡すをみな等は 輝く御代の山櫻
地に咲き匂ふ國の花」(『愛國の花』)
関西トレッキング協会の富士登山参加の女性四名は全員登頂に成功せり。
6:00冷雨の中登頂。「芙蓉の人」とは彼女等を云ふのであらうか。
高山病に苦しみ膝を痛め冷雨に打たれ寒さに震へ乍らも登頂。
ワレ登頂ニ成功セリ 本日天氣冷雨ナレド意氣高シ。
克く頑張つた。立派である。よろづの神々の御加護を受けし事明らかなり。
五合目からの富士登山なら誰でも登る。今回は関西トレッキング協会こだはりの一合目からの吉田口コースである。
7/31、21:00大阪出発。8/1、5:30冨士浅間神社到着、一同登山の安全を祈願す。
6:00馬返し(1,450m)の駐車場着。此処から愈々登山開始である。禊所を過ぎ樹林の中の参道を登つて行く。
一合目(1,520m)は鈴原神社、二合目(1,700m)は御室浅間神社、8:00三合目(1,840m)には廃屋となつた茶屋が二軒、
昔は三軒茶屋と呼ばれてゐたさうだ。
四合目(2,010m)を過ぎ五合目(2,305m)を過ぎると漸く9:52佐藤小屋に着く。
高度に体を順応させる為暫く此処でゆつくりする。何しろ徹夜で大阪から走つて来たのである。
10:40佐藤小屋出発、六合目(2,390m)の富士山安全指導センター前を通過11:13。此処で河口湖口からの登山道と合流。
此処からは樹木は一本も無し。大きな落石止めの建造物を横に見ながら七合目(2,700m)着12:35。13:45に2,900m通過、
14:10東洋館に到着、17:00の夕食まで兎に角寝る。夕食後も又寝る。22:10起床。七合目から登つて御来光を頂上で
拝む為には23:00には小屋を出発せねばならない。
ここでハプニングが起きた。残念乍ら字数の関係上この件は割愛する。
22:56愈々頂上に向けて出発。このころにはもう登山者がどんどん登つて来る。富士山名物渋滞である。
八合目からは更に渋滞がひどくなり五六歩歩いては止りと云ふ状態であつた。その所為で頂上で御来光を拝む筈が
九合目になつて仕舞つた。一瞬御来光が見えたかと思へば直ぐ厚い雲に覆はれて見えなくなつて仕舞つた。
この時が4:49であつた。冷い雨も降つて来た。体が冷えて来る。行列はなかなか進まない。
これからまだ1時間掛つて漸く頂上に着いたのである。頂上は人人人でごつた返してゐる。寒い為小屋の中も満員だ。
冷え切つた体にしる粉が旨い。漸く人心地が着いたところで、本来ならお鉢巡りに出発するのだが時間は約二時間遅れ、
天候も悪くなつて行く許りで、残念乍ら是を以つて下山に決定。登つて来た道とは違ふ下山道を下る。六合目まで只管
下る。ジグザグのブルドーザー道で道巾広く3時間20分で富士山安全指導センター前に到着。此処からまた樹林の中を
佐藤小屋まで。休憩終はつて馬返しへ。またこの馬返しまでが長かつた。本当に帰り道は遠かつた。14:35馬返し着。
今回の富士登山ではお鉢巡りは出来なかつたが、一合目からの登頂に意義が有つた。それとパーティの大切さ。
パーティが何如に大切かを学んだこと。苦しい時は助け合ひ、登つた人数と同じ人数で下りて来ること。
関西トレッキング協会の合言葉『無事に家に帰らう』を実践して今回の有意義な富士登山は無事終了した。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。有難うございました。六根清浄 六根清浄
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