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COPMでは作業名リストは使わない

 投稿者:吉川ひろみ  投稿日:2007年 8月29日(水)13時37分9秒
  COPMはクライエントの生活の中の作業を探し、名前をつけるものなので、作業名リストを見ながら実施することは、本来のCOPMではなくなってしまいます。ただ、生活の中の作業といわれてもイメージがまったくわかない、作業療法士も何がその人の作業かまったく言葉が思いつかないときに、作業名リストを参考にしてください。  

COPMについて

 投稿者:林 亜遊  投稿日:2007年 8月11日(土)18時39分16秒
  こんにちは。COPMについて質問です。現在、精神障害者の方にCOPMを実施しています。その際に、「セルフケア」「生産活動」「レジャー」についてイメージしてもらうために、COPMマニュアル第4版の付録A 作業例リストを使っているのですが、機能的移動には、精神障害とはあまり関係ない例が載っており、それを見た対象者が混乱してしまうことがあります。精神疾患の方がよく挙げる作業例リストについての研究があれば参考にしたいと思っているのですが、ご紹介いただけないでしょうか?  

カナダで開発されたCOPM

 投稿者:吉川ひろみ  投稿日:2007年 5月16日(水)10時08分39秒
  COPMはカナダのOTたちが作りました。なぜカナダかという問いには答えられませんが、COPMの開発経緯はマニュアルに書いてあるので知っています。OTの成果を示すよい評価法が他になかったので作ったそうです。その前には、OTとは何か、OTの成果とは何か、という問いについて議論して結論をまとめました。OTの目標は、クライエントが、自分に必要な(意味のある)作業ができるようになることだ。OTの成果とは、その目標が達成した(自分に必要な作業がうまくできて、それに満足だ)とクライエントが認めることだ。という立場からCOPMを作ったのでした。「作業療法の視点」には、カナダの多民族性、高齢化、貧困、失業、当事者の権利に関する主張などカナダの社会背景が解説されています。また作業科学を代表とする世界の作業療法における作業に関する知識の増加も説明されています。作業療法とは何かを世の中に対して明確に示し、作業療法の効果を数値化する必要性あったものと思われます。  

何故、カナダなのか?

 投稿者:うさ ひろし  投稿日:2007年 5月14日(月)23時02分0秒
  はじめまして。
COPMは何故、カナダなのですか?
お教えいただければうれしく思います。
 

COPMを使ってわかること

 投稿者:吉川ひろみ  投稿日:2006年12月25日(月)13時46分2秒
  「COPMを使わないとわからないものなの?」という言葉のメッセージは何でしょうか。それを受け取ることが大切だと思います。「作業療法士のくせに、作業療法で何をしたらよいのかわからないなんて、なんて無能なの」ということでしょうか。あなたが感じる「冗長さ」はどこから来るのでしょうか。問題を言うことでしょうか。点数を答えることでしょうか。標準化された評価を定期的に行うことでしょうか。
修行のように決まりきったトレーニングメニューをこなし、「リハビリ」に取り組む姿勢を示し続けたいと考えているクライエントにとってCOPMは、面倒くさく意味のないものだと思います。しかし、どんな作業ができるようになったらクライエントの生活が今よりよいものになるか、クライエントと一緒に探し、試し、挑戦していくことを望むクライエントと作業療法士にとって、COPMはなくてはならない実践の道具です。
 

冗長

 投稿者:フォルダー  投稿日:2006年12月24日(日)02時57分44秒
  はじめまして。
私は臨床でCOPMを使っていますが,繰り返し使用する必要があるとこの掲示板で見ましたので,プログラムが修正されたりするごとにCOPMを用いるようにしてきました。
しかし,ある日のこと,COPMを再評価で用いたとき「でた!」と利用者様に言われました。
そして,「それを使わないとわからないものなの?」と言われました。
そのとき私は,COPMを使う意義を伝えながらも,心のどこかで「少し冗長かも」と思いました。
COPMの意義はわかるのですが,OTプロセスの中で繰り返して用いるのは,研究的には有効であっても実践的には冗長な側面はありませんか?
私にはどうすればいいかわかりませんのでアドバイスを頂けると助かります。
 

吉川先生ありがとうございます

 投稿者:新参者  投稿日:2006年12月23日(土)00時31分21秒
  CMOP・・・そうでした。作業遂行(オキュペーショナル・パフォーマンス)だったと記憶しております。失礼しました。

そして、吉川先生の的確な回答で、クライエント、環境、そして作業の位置づけがよくわかりました。と同時に、学生の時臨床実習で用いた「COPM」について、その背景なども含め自分がよく理解できていなかったこと、そして今自分が悩んでいることのヒントがもしかしたらその中にあるかもしれないということに気づきました。もう一度、この掲示板や、書籍を読み返してみます。ありがとうございました。
 

カナダ作業遂行モデル(CMOP)の社会的環境

 投稿者:吉川ひろみ  投稿日:2006年12月20日(水)13時44分50秒
  CMOPではクライエントを中心に環境がクライエントを取り囲み、作業はクライエントと環境の相互作用を引き起こすものとしてとらえられています。作業療法士や他職種などは、家族や友人などと同じ社会的環境に含まれます。  

(無題)

 投稿者:新参者  投稿日:2006年12月 9日(土)19時29分36秒
  吉川先生、コメントありがとうございます。

「クライエント中心」「プロセス重視」「評価も一つの通過点」等大変勉強になり、そして興味深い内容です。確かに自分の中でも、「すべてが本人の自由意志ではなく、周りでその人と一緒になって試行錯誤する仲間の存在」が重要だとは思っていたので、吉川先生のお言葉はそのような意味で、営業マンとは一線を画するものであることと理解させて頂きました。こう考えると、自分の中でもう一つ疑問が生まれるのですが・・・CMOT等の中で、クライエント、OTの関係性は少し理解できたような気がするのですが、そこに「他職種」はどのように定義されているのでしょうか?医師や看護師、リハ専門職であるPT,ST等もその方の「希望」を達成するにはとても大切な存在であると思いますので、その点についても少しご指導いただければ大変うれしく思います。「ゼロベース」思考などについては、自分でももっともっと勉強してみます!!
 

提案−採用より一緒に未来を作る

 投稿者:吉川  投稿日:2006年12月 6日(水)09時45分31秒
  クライエントと呼ぶことの背景には、OTが営業マンの性格をもつという気持ちがあるとは思いますが、カナダOT協会がいう「クライエント中心の作業療法」は、クライエントと作業療法士が一緒に作っていくプロセスなので、提案ー採用という一方向的なものとは違います。というわけで契約や約束のように到達すべき目標を設定するというよりは、とりあえず進む方向を決めるという感じです。作業療法の大きな特徴はプロセス重視ですから、静止状態を写し取る評価結果を求めるのは不適切だと思っています。COPMもプロセスの一通過点としてとらえ、繰り返すことが不可欠です。「問題解決技法にあるゼロベース思考と仮説思考・・・」について私はよくわかりません。ICFは共通用語として開発されたので共通用語として使う努力が求められると思います。  

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