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COPMを使った初回評価報告

 投稿者:吉川ひろみ  投稿日:2012年 5月 8日(火)14時22分31秒
  授業で示した例はこんな感じです。
4月10日,春川ウメコさんと作業療法室で面接を行った。春川さんは本日の朝始めて洗面台で顔を洗ったとのことで,服を着たりトイレに行ったりすることをできるようになりたいと話した。一人暮らしであり、退院後は家事をする必要がある。先月会社を退職しており、退職後は花を育てたいと思い、少し始めていた。病前は手芸の趣味があった。現在娘が来院して洗濯物などの世話をしている。COPMの結果は次の通りである。
作業の問題   重要度 遂行度 満足度
顔を洗う服を着る10    6      6
トイレへ行く    10     1      1
家事      10     2      1
花や野菜を育てる 7     1      5
手芸をする       3    1      1
遂行スコア11/5=2.2,満足スコア14/5=2.8
 

日々の記録について

 投稿者:新米  投稿日:2012年 4月18日(水)11時03分32秒
  初めて投稿させて頂きます。
作業療法士として作業に焦点を当てたアプローチを行いたいと
日々勉強しております。
作業に焦点を当てたアプローチを行っている臨床の先生方は、日々どのような
記録(リハビリテーション実施記録)を残しているのでしょうか?
私自身は、COPM実施の記録はするものの、それ以降は動作分析などの身体機能に
注目したものとなっています。
作業療法士としての記録の書き方などありましたらお教えいただきたいのですが。
 

ありがとうございます

 投稿者:やすメール  投稿日:2011年11月25日(金)12時36分26秒
  最近では新しく患者さんを受け持つ時にはCOPMなどを用いながらよく患者さんとお話をしお互いの事を理解すること、そして作業療法士がどのような事を支援する専門なのかを説明できればと試みていますが、なかなかうまくいかない部分もあります。しかし初めから上手くいかなくてもそれがきっかけになればとも思いますので、今後もクライエント中心のOTが実践できるよう頑張っていきたいと思います。

言葉の引用についてもありがとうございました。院内のOTで共にCOPMなどを勉強していく中で先生のお言葉を引用することもあるかと思いますが、しっかりと出典を明記し「情報提供」していければと思っています。

今後もOTの専門性を発揮できるよう頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。
 

言葉の引用のこと

 投稿者:吉川ひろみメール  投稿日:2011年11月25日(金)08時51分35秒
  他人の文章や考えを,あたかも自分のもののように言うことに,気がとがめる人は多いと思います。それは「盗み」になるからです。でも,出典を明記することで「盗み」ではなく「情報提供」となります。法的には著作権法を守る必要がありますが,倫理的には最初の発案者(出典元)を尊重することが正しい行為となります。私が書いた文章とそっくりな文章が他人の名前で出ているのをみると,嫌な気持ちになりますが,きちんと引用されていれば,認められたと感じます。  

COPMは始まり

 投稿者:吉川ひろみメール  投稿日:2011年11月25日(金)08時36分51秒
編集済
  COPMでクライエントが言った作業が,ニードかもしれないし,目標となるかもしれませんが,それはOTプロセスの中で答えが出てきます。クライエント中心のOTとは,クライエントと作業療法士がパートナーになって,一緒に進めていく(協働する)ことです。「COPMをとる」とか「COPMをかける」とか「COPMではうまく聞き出せない」という人がいますが,COPMを使ってクライエントと作業療法士が,まずは「どの作業に注目してOTを始めるかを決める」ということだと思います。多くのクライエント(人々)は,作業に注目して生活を振り返ることに慣れていません。初回COPMでは,作業的視点があることを知り,それに慣れ始めることができればいいと思います。COPMであがった作業とは違う作業を一生懸命することはよくあります。そういう時はすかさず,もう一度COPMをしましょう。繰り返しCOPMをすることで,作業的視点が磨かれるはずです。  

目標設定

 投稿者:やすメール  投稿日:2011年11月21日(月)14時24分48秒
  クライエント中心のOT実践に興味があり、CMOPやOPPMを勉強し、臨床でCOPMを少しずつ使ってみているOTです。
使用していて、「COPMであげられた重要度の高い作業をそのままニードと考え作業療法目標とする」のか、「重要度が高いから」ではなく、どの作業を目標とするのかをクライエントと共に考えるべきなのかといったことに悩むことが多いです。臨床実習で教えて頂いた時には「COPMで上がった項目がニードととらえればよい」と教えて頂きましたがどう考えるべきでしょうか?

また当院のOTは若いスタッフが多く、COPMを使用しているOTもそれほどいません。しかし少しずつですが「クライエント中心のOT」や「COPM」などの認識が高まりつつあるように感じています。そこで院内のOT勉強会でCOPMをテーマとした勉強会を開きたいと考えております。その際にCOPMニュースなどに載っている吉川先生のコメントも参考にさせて頂いてもよろしいでしょうか?

お忙しいとは存じますがよろしくお願い致します。
 

遂行度を決める基準

 投稿者:吉川ひろみメール  投稿日:2011年 9月 7日(水)08時53分57秒
  遂行度を決める基準について,頻度の場合もあれば遂行能力レベルの場合もあるという指摘がありました。今回さらに,10点の意味を,予想可能な最大レベル,最大希望レベル,正常(標準値)レベルが考えられるという指摘がありました。COPMは主観的評価なので,人によって10点の意味が違うのは当然ですが,個人の中でも時により変わると思います。それも含めてCOPMの数の解釈が必要になります。COPMを繰り返すことで,作業遂行の捉え方の変化を追うことができるというのは,数値に表れた変化だけではなく,面接を通して知りえた質的な捉え方の変化も知ることができるわけです。  

周りがほめるようになったことで満足度が向上してもいいのか

 投稿者:吉川ひろみメール  投稿日:2011年 9月 7日(水)08時48分19秒
  本人の作業遂行は変わっていないのに周りの人から上手にできるようになったとほめられると,満足度が向上すると予想されるが,それでもいいのか,という質問がありました。COPMは本人の捉え方の変化を知ることを目的に開発されたので,よいということになります。私たちが自分のしたいことやする必要のあることを,どうやったら,上手にできた,満足だと思うようになるかを考えると,興味深い指摘です。COPMで成果を出すということは,本人の能力向上の関わるだけではだめで,人的環境の変化を起こすような関わりが必要だと気づくことができます。  

COPMは道具

 投稿者:吉川ひろみメール  投稿日:2011年 9月 7日(水)08時43分34秒
  COPMは道具なので,用途に合わせて,使えたら使ってください。というわけで発語困難な方、意思疎通が困難な方を回答者にすることはできません。この点についてはマニュアルにも書いてありますし,「COPM・AMPSスターティングガイド」にもあります。COPMは何のための道具かというと,クライエントがよい状態になるような作業を見つけ,それがうまくできるようになったり,満足できるようになるか(作業遂行の捉え方)を知るための道具です。また,私たちが行った仕事が,作業遂行の捉え方という点で何らかの成果をあげているかどうかを確認するための道具です。重度障害者や幼児の場合,私たちの仕事の成果を期待しているのは家族や介護者なので,COPMの回答者はその人たちの作業遂行の捉え方ということになります。  

訪問リハでの活用について

 投稿者:しま  投稿日:2011年 9月 2日(金)21時59分24秒
  今訪問リハでCOPMを行おうと頑張っているのですが、寝たきりの方や発語困難な方、意思疎通が困難な方ばかりで、どのようにCOPMを行えばよいのかが分かりません。また、質問も「できるようになりたいことは?」というような大きな問いかけでは答えが返ってこないことも多いです。
 あと、数字を聞かれることを拒まれる方がとても多いのですが、どうしたらいいのでしょうか?
 

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